今週のお題「お弁当」
突然ですが、お弁当とはどれぐらいのお付き合いですか?
わたしは中学時代〜大学卒業までの約10年間お世話になりました。
それ以外にも、保育園・小学校の遠足、部活の試合、受験…思い返せば、色々な場面でお弁当と一緒でした。
お弁当を1回作ることも大変ですが、それを10年間、愚痴ひとつこぼさず、早朝から作ってくれていた母には感謝しかありません。
それどころか、「自分も仕事にお弁当を持っていけるから食費カットできて楽だ」と言っていました。
そんなこんなでわたしは、中学時代は指定バッグと片手にお弁当、高校時代もリュックにお弁当、大学時代もかばんにお弁当でした。
どこに行くにも一緒で、まるで相棒みたいですね。
特に高校時代は勉強に力を入れている学校に通っていたので、お弁当時間はわたしにとって唯一の癒し時間でした。
好きなおかずありますか?
わたしは卵焼きが大好きでした。
母の卵焼きは毎日味が微妙に違ったのですが、わたしは甘めが好きでしたね。
好きなおかずは最後に食べていました。
卵焼きが好きすぎるあまり、10年間毎日かかさず入っていました。
(このご時世だと卵価格高騰で無理だったのかな?当時は1パック99円の時代でした。)
あとは冷凍グラタン(カップの底に占いがあるもの)も好きでした。
母の好意で、毎日ご飯は飽きるだろうと、ハンバーガーやホットドッグ、サンドウィッチなど作ってくれていました。
夏には冷やしうどん、冬には暖かいスープもつけてくれていました。
たまにデザートにとフルーツやゼリーを入れてくれている時には、友人から強請られていましたね。それほど周りの友人たちからは羨ましがられるお弁当でした。
今思えば本当に感謝しかありません。
何か辛いことがあっても、お弁当の蓋を開けると、母親からの無言の応援が伝わってきました。
これを食べて午後も乗り切ろうと気持ちを高めていた時期もありました。
できることならもう1度、母のお弁当を食べたいです。
世の中でいちばん美味しいお昼ご飯だとわたしは思っています。